令和7年8月14・15日の2日間にわたり、日野町・上野田で火振り祭が執り行われました。
14日の18時半頃、五社神社の境内に松明を持った人々が集まりはじめ、拝殿では神子さんを囲んで神事が執り行われます。篝火の火を各自の松明に点火すると、境内は一気に熱を帯び、火のついた松明を下に向け、ひばり野を目指して行列は進みます。
松明を持って歩いていると、白いハチマキ・白い襷掛けをした勇ましい姿の「ほいのこ」と呼ばれる子供たちが、手に持ったバンバラ竹(先を細く割った一握りの竹)で勢いよく燃え上がる炎めがけてバチーンと叩きます!ものすごく早いスピードで叩くので、一撃で松明の火が消えてしまうことも・・・手に持った松明の火が消えると、行列の前後で火を分けあいます。
ひばり野に到着後、合図とともに松の木めがけて松明を投げ上げます!!松の木に松明が多くたまると、その年は豊作になるといわれています。
松明作りから始まり、五社神社での神事、松明行列、最後に松の木へ松明を投げ上げるという一連の流れにはひとつひとつ意味があり、実際に参加してみて学ぶことができました。
火振り祭に参加してみたい!と思われる方は、平和堂さんが募集されているツアーに申し込んでいただけると参加できますので、ぜひご検討ください!
夏の風物詩である火振り祭。
勇壮なお祭りを、ぜひ見に来てください!!お待ちしています!