西明寺

 

西明寺

西明寺綿向山の支峰、竜王山の深い緑に包まれてたたずむ臨済宗永源寺派の寺院です。奈良時代、土地の人々が姿かたちの美しい綿向山に神が棲むとしてこれを崇め、人々が修行ができる寺を建てられたのが西明寺の前身といわれています。戦国時代に村人たちが財を出し合って焼け残った仏像を安置して再興し、永源寺の末寺となりました。

山門をくぐると老樹が覆い茂る中に茅葺きの本堂(観音堂)があり、国指定の本尊十一面観音立像(秘仏)が安置されています。脇に立つ毘沙門天像とともに平安時代の作品です。

 

【住所】日野町西明寺104
【交通】JR近江八幡駅または近江鉄道日野駅から北畑口行バス終点下車。湖国バス乗り換え、西明寺
下車。(※西明寺行きは日・祝日運休)

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